映画『影に抱かれて眠れ』公式サイト

スタッフ/STAFF

監督和泉聖治

1946年9月25日生まれ、京都府出身。
1972年、「赤い空洞」で監督デビューし、数多くのピンク映画を世に送り出した。1982年には、『オン・ザ・ロード』で一般商業映画監督作としてデビューを果たす。その後、映画・テレビ・Vシネマと幅広く活動する。2000年から2016年まで連続テレビ映画『相棒』シリーズのメイン監督を務め、「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」を大ヒット作に導いた。その他の近年の監督作には、「HOME 愛しの座敷わらし」(12)、「探偵ミタライの事件簿 星籠の海」(16)などがある。

COMMENT

2018年の真夏。北方謙三原作「抱影」の撮影は始まりました。北方謙三さんは、ダンディーで私の尊敬する作家です。プロデューサーの中野英雄氏と小澤和義氏とは撮影に入る前も、撮影に入ってからも毎日のように作品について熱く討論を重ねました。両氏は私の古くからの知人であり、映画仲間でもあります。そんな“我らが仲間”たちと、うだるような連日の猛暑の中で撮り終えた暑い熱い映画『影に抱かれて眠れ』が完成しました。今はさまざまな想いが去来します。この作品に携わった多くの人たちに感謝します。ありがとう・・・。

脚本小澤和義

1964年12月23日生まれ、東京都出身。
俳優、映画監督、プロデューサーと幅広い分野でその才能を発揮している。本作では脚本を手掛けた。

COMMENT

”影に抱かれて眠れ”このタイトルはある意味、自分には”トラウマ”的な要素と”成長”この双方を自身に与えた作品です。原作の北方先生の”抱影”が様々な人間像の視点から描かれていて、とても一本の作品に纏めるのは不可能では無いかと思ったからです。そんな折、北方先生とお会い出来る機会を頂き、とても大事なお言葉を頂きました。「小沢君、純文学と言うのはね、100人に1人が分かる様な世界観で、君の好きに書いたモノを僕は観たいんだよ」と、お言葉を頂いた瞬間、気持ちが軽くなりました。後は、監督、キャスト、様々な方面との擦り合わせで、何とか書き終えられましたが、まだまだ未熟者だと痛感させられた作品でもあります。しかしながら、旧友、中野英雄。恩師である、和泉聖治監督と、共に仕事が出来た事を、この機会を与えて下さった方々に心より感謝致します。

プロデューサー中野英雄

1964年12月22日生まれ、京都府出身。
1992年、フジテレビのテレビドラマ『愛という名のもとに』に出演し、一躍人気を博す。その後も数多くのドラマ・映画で個性的な役どころを演じている。本作は、初のプロデュース作品となる。

COMMENT

演者というのは、作品に関わる際、演じる事に全てをかけているので、映画が作られる過程を知っている様で知らない、目に見えていないところがあると思います。今回、何故プロデューサーという立場で映画作りをしたかというと、細部までどの様に映画というものが作られていくのか、明確に知りたかったからです。北方謙三先生の作品を先生と同年代の和泉聖治監督に撮って頂きたく、交渉致しました。 私はハードボイルド作家の北方謙三先生が好きでした。ただ、俳優として出演する事はありませんでした。(笑)当時の悔しさをバネに、どうしても先生の作品を1本映画化したいというのは、私の夢でもありました。先生のハードボイルドというのは、私にとってはどこか懐かしく、憧れる作品が多くあります。若い頃に観ていた和泉聖治監督の作品のテイストを盛り込んで頂き 懐かしくもあり、また新鮮な映画になっていると思っております。

北方謙三『抱影』

原作北方謙三 『抱影』(講談社文庫刊)

COMMENT

原作は、映画の素材のひとつである。同時に、本質の部分で深く繋がり合ってもいる。和泉聖治監督が、そこをどう扱うのか、私は注視していた。映画人の創造力の中で、原作はまた、新しい命を持った。それは驚愕すべき出来事であり、映画の力と可能性を、私に改めて感じさせた。加藤雅也の、自然体とも呼ぶべきたたずまいは、演技の本質とはなにかを、私に考えさせた。てらいのない存在感が漂い出して、間違いなく新しい境地に立ったことを感じさせた。影に抱かれた男の、激しさと哀しみ。人はなぜ生きるのかという命題にさえ、ある答えを出したと思う。

クレイジーケンバンド

主題歌クレイジーケンバンド
「場末の天使」(ダブルジョイ インターナショナル / ユニバーサル シグマ)

COMMENT

今回、この映画のプロデューサーである中野英雄さんから北方謙三さん原作の「抱影」を実写映画化するので「主題歌を書いて欲しい」という依頼がありました。ちょっと荷が重いかも、と思ったのですが「他は考えてない、剣さんにお願いしたい!」という強い言葉にグッと来て、引き受けました。当初は書き下ろしの新曲をお渡しするつもりでしたが、偶然にも映画の舞台である野毛や都橋周辺をイメージした「場末の天使」という未発表曲があったのを思い出し、この映画の世界観に合うのはこの曲かも知れない!と直感。原石状態のデモ音源をお渡ししたところ、光栄なことに和泉聖治監督にも非常にご好評を戴き、熟成肉みたいなこの曲をクレイジーケンバンドでブラッシュアップ&レコーディングするに至りました。是非、映画館で観て聴いて感じて戴ければ最高です。イイネ!イイネ!イイネ!

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